サンパウロ便り2012/03/12 徳弘 浩隆

ご無沙汰しています。どこまで何をお知らせしたか忘れるくらい、楽しく忙しい激動の日々が続いています。いつも、お祈りお支え、ありがとうございます。いくつか思いつくままにこちらの様子をお伝えいたします。

 ゲストハウスやシュラスコ会も盛況
3月に半数が入れ替わりましたが、教会で始めたゲストルームやゲストハウスも順番待ちの盛況さで感謝しています、近所の有名予備校の子達や留学生、そして日本人旅行者、またブラジル転職希望者達で楽しく過ごしています。今、原稿を書いている最中にも、入居者の若い子らが由美子の誕生日だからと、ケーキを買ってきて呼び出され、祝ってくれました。彼らのお家賃の献金も、借金返済と今年から始める自給に大きな力になっています。いろんな人の人生に出会い、寄り添うことができる宣教の場とも思っています。


異業種多文化交流シュラスコ交流会も、その名の通り異業種交流、多文化交流に役立っています。プロやアマのボサノバ・ライブやサンバなどもとり入れると、先回85人、3月は60人の来客で、中庭は座るところがない程!途中で準備したお肉がなくなり、慌てて近所の肉屋さんに走って買足しに行きました。隣の駐車場を買って広い教会にしたいという話も、冗談でなく祈りになり始めています。教会でサンバ教室?といぶかっていたご婦人方も今では大喜びです。その日本人のサンバの先生や最近越してきたブラジル人と結婚した日本人女性なども礼拝に来られ、教会のポルトガル語教室に一緒に出たり、彼らの希望で聖書研究会をしたりと、少しずつ宣教も広がっています。

私のブログを見てと、新しくブラジル駐在に来られる方からの問い合わせも増えました。「ブラジル新生活ガイド」の特集記事も書くと、説教記事よりもアクセスが多く、嬉しいような悲しいような感じです。


一番大きなニュース
それは、「中山充くん、仲間入り」です!昨年訪伯し、サンパウロでの就職も決まり、1月に越してこられました。昨年十数年ぶりの再会を喜びましたが、今年は教会のいつもの顔になってくれました。神様のなさることは不思議ですね。シュラスコ会にも、礼拝にも毎週来てくれ、献金でも支えてくれ感謝しています。昼食会のあとも若者達と楽しそうに話し込んだり食事に行ったり。教会のみんなも大歓迎しています。教会で出会う教会員や駐在員や日系人達との出会いや交流も、きっと彼の仕事や生活に役に立つことと思います。


ポ語部成長が課題
総会では、ポ語部からも2名の役員を選出し、ポ語部の成長に力を入れようとしています。教会の改修工事できてくれた大工のルイスも教会のみんなが大好きになり、洗礼を申し込まれました。事故で入院中練習したというキーボードが上手で綺麗な歌声の賜物があり、ポ語礼拝をリードしてくれます。みんなで聞き惚れたり、感動的な証しもしてくれました。シンセサイザーを買って彼の歌声を収録したCDやメディテーションの演奏CDを作り、日本でも紹介したいと思っています。できれば、お分けしてその収益でシンセサイザーを買う借金を返せればと思っています。


昨年転籍し、ポ語礼拝の司会をして奉仕してくれる日系二世のアリセ姉も自分の日本旅行を私達の一時帰国に合わせてくれました。一部同行して、ブラジルの信徒の生の声をお届けできると思います。

5月に皆様に再会できるのを楽しみにしています。

そして、大きなリバイバルが、こちらでも、そちらでも起こるように、祈っています。


-むさしの教会だより 2012年3月号-