「読書会ノート」 向谷地生良 『安心して絶望できる人生』

 向谷地生良   『安心して絶望できる人生』

永吉 秀夫

 

2月の例会では、北海道にある浦河べてるの家のソーシャルワーカー向谷地生良氏の著書『安心して絶望できる人生』(NHK生活人新書2006)を取り上げた。内容については「むさしの教会だより2007年3月号《の巻頭言に大柴牧師の記事がある。

精神病を抱えた人たちが自分で自分の助け方を見つけること。そしてそれを表現し、互いに分ち合う共同体が形成されて行く。病気なのに心が健康になった。とある。

著者はキリスト者であり、「イエスが人々の弱さの中に降り立った《ことに思いを馳せながら自分の弱さを原点に、安心して絶望できる援助を展開して行く。

会参加者のひと口メモを付記する。

A. 信仰に基づく愛の記録に感動した。
B. このようなサークルの存在に感じ入った。
C. 多くの問題を教えられた。
D. 視点はまさしく目からうろこだ。
E. 安心して絶望できる人生を望みたい。
F. 対人関係について反省させられた。 -以上-

(2007年5月号)