むさしのだより「井戸端の戸」 9月1日を迎えて


“むさしのだより”も新体制になってはや半年、編集後期「井戸端の戸」もわたしで一巡することになります。9月号の発行日9月1日はまさに世の小・中学生の新学期がはじまる日です。夏休みにたっぷり遊び、宿題も終えて、意気揚揚と学校へ向かう子もいれば、カレンダーとにらめっこしながら宿題にとりくんでいる子もしれません。わたしにとって、この編集後期は夏休みの作文の宿題という感じで、カレンダーとパソコンの画面をにらみつけながらとりくんでいます。

“むさしのだより”では編集作業の前に、皆さんから頂いた手書きの原稿をパソコンに入力する作業があります。わたしはこの作業がわりと好きです。まず、皆さん達筆で、感心します。初めて見る言葉や漢字に出会うことも多く、大変勉強になります。そして、何よりその文章からは皆さんの熱い信仰が感じられます。あまり熱心でないわたしは何だか申し訳ないという気持ちになる一方、このような形で他の人の思いに接する機会を与えられたのはきっと何かあるのだろうと考えています。

わたしに洗礼を授けてくださった石居先生は「神様は常に働きかけてくださっている」とおっしゃていました。もしかしたらこのような機会を使って神様は私に働きかけてくださているのかもしれません。「こいつ、鈍いな」と思いながら・・。

宿題が終っている子も、あせっている子も、新たな気分で学校へ行って、学校生活を満喫してね。(と)