そよ風 『天からの届け物』   秋田 淳子

 私が住んでるアパートの上の部屋に、この春、農大生の女の子が越して来ました。母娘ほどの歳の差ですが、友達としてのお付き合いが始まりました。

 彼女はおっちょこちょいなのか、よく物を床に落とします。その都度、響いてくる音は迷惑ならず、むしろ人の気配を感じるのに心地良く…私の耳も、何を落としたか判別できる程になりました!

 また、手作りで食べることが大好きな彼女…毎日、美味しそうなニオイが私の部屋まで届きます。それは、炊きたての白いご飯を常に用意して置いていたい位…オイシイんです!

 夏の青空を見るといつも想い浮かべるのは、白い雲の上の世界です。「天国のみなさーん、私達にいつも賛美の声を響かせてくださーい!」そして「地上の私たちの心の内に、日々の糧となる御言葉を届け続けていてください…」

むさしの教会だより 2013年7月号