「賛育会病院でのチャプレンの働きについて」 大柴 譲治

錦糸町駅から東京スカイツリーに向かって北に600mほど歩くと賛育会病院はあります。今から95年前の1918年3月16日に、東京大学YMCAの有志によって「キリスト教の趣旨に基づき、婦人と小児の保護保健及び救療をなす目的をもって」設立されました。在宅ホスピスケアで有名な川越厚先生(田坂祥子姉を看取って下さいました)は元院長でもあります。現在は鈴木正明院長の下、400人の職員によって周産期・小児医療、成人地域医療、終末期医療を三本柱に運営されています。ベッド数は240床、緩和ケア病棟が22床です。

縁あって私が昨年10月末より賛育会病院の初代チャプレン(非常勤)として就任しました。どのような働きができるかは今後の課題でもありますが「スピリチュアルケア」は時代の要請でもありましょう。これまではクリスマス礼拝の担当や医療スタッフに対する講演とカウンセリング、ホスピス病棟での患者へのケアなどを行ってきました。病院というシステムの中で初めての体験も少なくありませんが、この働きを通して神さまがどのようなことをなされようとしているのか楽しみでもあります。覚えてお祈りいただければ幸いです。月に1-2度、火曜日に足を運んでいます。

むさしのだより 2013年3月