「ホームカミングデー報告」 大森はつ子

むさしのホームカミングデー2009報告

大森はつ子


あの日、あの時、なつかしい日々を思い出して・・・215人が参加しました
9月20日、5連休の中の日曜日、むさしの教会初めての「ホームカミングデー」を開催しました。

昔、青年会で青春を語り合った方々、教会学校の子どもたちを熱心に育んでいた方、転勤、転居で遠くに行かれた方々の懐かしいお顔が一同にそろいました。そして、嬉しいことに、アメリカからキスラー先生ご夫妻が帰国され、賀来先生ご夫妻、石居基夫先生ご家族もご参加くださいました。お客様方をお迎えする教会員も合わせて215人が参加し祝福に満たされた一日になりました。

準備の段階で一番心を尽くしたことは、しばらく教会にいらしていない方々をさまざまな名簿から探してのリスト作りでした。昔を良くご存知の川上範夫兄、和田みどり姉、佐藤義夫兄、シャロンの会、バイブルクラスの方のご協力で案内状の発送先リストが出来上がると、大柴牧師をはじめ、ゆかりのある方々の「一言メッセージ」を添えてお送りしました。心をこめた準備とみなさまのお祈りで大成功にいたったこと心から準備委員一同感謝申し上げます。

礼拝後の愛餐会には180人の方が残られ、どうしたらあの礼拝堂を愛餐にふさわしい場所に作れるのか、果たしてお弁当の数は足りるのだろうか、などなど担当者はパニックになるほどでした。
お帰りなさい! キスラー先生
やはり、主役はキスラー先生ご夫妻でした。キスラー先生との思い出を語る方たちの全身から、また、両手から先生から受けた愛がこぼれるばかりでした。キスラー先生を存じ上げない私でも、その場面が思い起こされ、目頭が熱くなりました。

また、「聖餐を受けて降りてくる一人ひとりを見つめるキスラー夫人の目から涙が光っていて、その横顔を見て胸がいっぱいになりました」とある方は語っていました。

来賓席を降りられて、ひとりひとりに語りかけられるようにマイクを握って会場をまわられる先生、奥様が涙ぐんでお話が詰まられると肩をそっと抱かれた先生、そのお姿は、キリストの愛を日本人に伝えるために生涯を捧げられた伝道者の香りに満ちていらっしゃいました。

そして、参加した方お一人お一人が瞳を輝かせて、「この日を計画してくださって本当にありがとう」という言葉を残して帰られました。

至らないところも多々ありましたが、そのことはお許しいただき、「なつかしい家・教会に帰って来てよかった、魂のふるさと神さまのところへ・・・」、この日がそのような神さまの栄光を現す機会となり、ふたたび教会でお会いすることが出来ますようにと祈るばかりです。

(むさしのだより2009年 11月号より)