バザー&フェスタ2012 ぶどう園の祝宴 感謝とご報告

~新たな出会い、広がるよろこび~ 田村 浩 八木 高光・久美 猿田 幸雄


 むさしの教会バザー&フェスタは今年も天候に、来場者に、出演者に、働き人に恵まれて盛大な祝宴となりました。ぶどう園での新たな出会いから広がった喜びと、一日の心地良い労働の疲れをみなさまが携えて無事幕を閉じられたことは、望外の喜びでした。まだ祝宴の余韻が残る中、舞台暗転の合図の如く秋の陽は早暮れて、翌日の主日礼拝準備の役を担う働き人が忙しく行き交っていました。

そして互いの働きを労い温かいお茶に暫し時を忘れ、帰り路に見上げた輝く夜空に、ほっと安堵してさらに主への感謝を覚えた一日でした。

翌朝の召天者記念礼拝を通じ、天上の喜びと地上の喜びが結ばれる祭壇で、私たちは共に聖餐に与り主を賛美することができました。日々生かされ共に歩む教会、ぶどう園。11月3日に初めて足を運ばれた、或いは毎年楽しみにいらしてくださる方々が、週毎の祝宴に集われることを改めて感謝と共に祈りつつ。

振り返りますと、今年のバザー&フェスタは昨年にも増して多くの来場者とそれに伴う売り上げを数えました(今後の集計詳細によりますが、延べ1000人の方が来場)。お陰さまで教会員みなさまの献品へのご協力は、募集期間後半活況を呈して、仕分け値付け販売の担当者方も嬉しい悲鳴でした。例年の定番である各売場担当・協力者も責任あるスムーズで手堅い役割をなされ、厨房と飲食の模擬店はさらに多くの品数と味が来場者の目と鼻とお腹を満たしてくれました。新たにぶどう園の群れに加わった方々も、各ブースで即戦力として楽しく働いておられ活気を増していました。

 フェスタ会場は、礼拝堂入り口の間仕切りを開放しバザー会場との融合を図り、中継点としてミニショップが新たに設置されました。力強い協力者も新たに加わり、フェスタへの誘導と物品販売がスムーズに行われました。演目の種類・出演者は12グループと今までに無い充実度に、来場者も大いにエンジョイされていました。子ども達の元気な歌声に始まり、多彩なクラシック・コンテンポラリー音楽演奏&歌、パワフルなアフリカ民族音楽、詩の朗読、ダンス、マジックショー等々本当に素晴らしいパフォーマンスは正に「文化の日」に相応しいものとなりました。早くも来年のバザー&フェスタへの期待をみなさんから頂き、嬉しい限りです。細かなことに心を砕き、丁寧に目に見える作業、見えない作業をされたみなさまに心から御礼を申し上げます。そして主の祝福と癒しが豊かにありますよう祈りつつ。

            感謝のうちに


(むさしの教会だより 2012年 11月号)