むさしの日記(1)  ヨハンナ・ハリュラ

この秋にいろいろな印象に残ったことがありました。それについて少し書きたいと思います。

はじめに、10月12日のことですが、心に響いた礼拝があり、M.S.さんの洗礼式があり、そしてまた礼拝の後、青年の群れで橋本さんのいいお話がありました。もちろん毎日曜日、神様の素晴らしい祝福と恵みと癒しを感じます。けれどもこの日は特に私にとって、そして皆さんにも、喜びと神様の祝福がいっぱいあった一日でした。その日は私にとってまた一つ印象に残ったことがありました。それが朝の「やさしく聖書を学ぶ会」のことでした。そのように一緒に聖書を学ぶことの可能性ができて本当にうれしいことです。このような一日の日曜日があって、神様に本当に感謝です。

10月25日土曜日のJazzコンサートの後のことでした。ちょうど終った時、三人の青年が教会に入ってきました。コンサートがまだ終ってないと思ったのでしょう。けれども残念ながら全部終っていました。けれどもせっかく来たのですから、市吉さんと先生が「礼拝堂を見ていってください」と言いました。その三人は、きれいな夜のステンドグラスと礼拝堂を見て、感動して喜びました。

この間、9月に、島田療育センターに行った時、ひろこさんと同じ所で新しい患者さんがあって、そして、その人と話ができました。また、10月26日にもその人と会えて話をしました。いつか一緒に島田療育センターで礼拝を出来たらうれしいことです。

もう一つは、フィンランドからSINFONIA LAHTI という一番有名なオーケストラのコンサートがありました。その中に“もちろん”シベリウスの音楽がありました。私はシベリウスの音楽がとても好きです。そして最後にあったのもシベリウスの讃美歌でした。それは二つのアンコールの二つ目の曲で、賛美歌21の389「み神をたたえよ」でした。たぶん会場の皆さんは、讃美歌のことを解らなかったと思います。けれども皆さんはすごく喜んでいました。私は讃美歌が始まった時から涙が出てきました。喜びと感謝の涙でいっぱいでした。

  ゆたかなみのりを 神にささげ
  声もたからかに み名をたたえ
  受けた恵みを 分かちあえば
  こころあふれる 感謝とよろこび。
       (讃美歌21、389・3) �

 (2003年11月号)