編集後記 「夏空の色」 秋田 淳子

空と雲の美しい季節が訪れました。英語では空への色彩のこだわりが強く、いくつもの表現があります。

ホライズン・ブルー(地平線上の空色)
アザー・ブルー(一点の雲のない空の色)
スカイ・ブルー(空色)
ファーマメント(崇高な天空の色)
ゼニス・ブルー(天長の青)
セレスト・ブルー(神います至高の青)

ブルーのグラデーションを辿りながら視線を少しずつ高く移して行ったその先は天国、まさに神様がいらっしゃる所です。

また七色の虹の一つ一つのどの色をとってみても個性があり綺麗です。そして、その七色が並んでも、色どうしは喧嘩することなく返って楽しさを生みます。そして、その七色が全部混ざると何と、白色になるのです。

私達にも夫々個性があり、その私達が一緒になった時、どんなふうあいの色を生み出すのか、ちょっと楽しみですね。

空に虹がかかるように、私達もいつも一緒に神様に届いていたい、そんな夏の空がいま元気一杯です。