むさしのだより「井戸端の戸」 韓国訪問記


3月19日から6日間、韓国ローカル鉄道の旅というツアーに参加した。ソウルから韓国の西側を鉄道で木浦、さらに晋州まで列車で行き、釜山から帰国した。

駅構内、列車内、そして公共のトイレ等が清潔なのに感心。駅弁の幕の内はあまり美味しくなかったが、韓国の料理はどこでも美味しかった。前菜の数の多さとおかわり自由にビックリ。キムチはいつでも豊富で美味しいが最後の頃はいささか食傷気味となる。

最も良かったことは、現地ガイド姜さんであった。我々への接し方は心から尽くしてくれた。 姜さんの暖かみがジーンと感じられたのは釜山の空港で別れる時であった。彼女はクリスチャンで、毎日我々の旅行が好天に恵まれ、無事であるよう祈っていたとのこと。そして別れる時には涙をたたえて、さようならと握手したり、手を振っていた。姜さんのようなガイドに恵まれたので、韓国旅行は非常に思い出深かった。

(た)
 (たより2008年 5月号)