「信徒交流会」に参加して 伊藤真理

6月13日の礼拝後、「明日の武蔵野教会を考えよう」というテーマで、信徒交流会が開催されました。

今年で2期目(14年)の最終年度を迎えられる大柴牧師の3期目に向けたビジョンを6日に伺ったのを受けての話し合いで、 51名が参加しました。会は3部構成で、1.全体会(信徒2名からの発題)、2.グループ討論、3.全体会(グループ発表)というプログラムで行われました。

まず、全体会では、「こんな教会にしたい。そのために私は何ができるか。」という課題で川上範夫兄と和田真理子姉が発言されました。

川上範夫兄は、本教会の宣教活動やむさしの教会の教勢の変化、委員会の働きやグループ活動について話されました。むさしの教会の教勢は下がってきてはいるが、礼拝出席数だけにこだわるのではなく、「一人一人を大切に育てて行く教会」でありたい。また、高齢化の問題はあるが、むさしの教会の活力である「聖書の学びを中心とした」グループ活動の活性化が必要であると語られました。また、和田真理子姉は、新来会者の方々やよく知らない方々に「声を掛け合える教会」、また「若い家族が集える教会」を目指していきたいと話されました。続くグループ討論では4つのグループに分かれて約1時間半の話し合いが持たれ、活発に意見や要望・提案が出されました。

最後の全体会では、各グループからの発表の後、大柴牧師からまとめのお話しがあり、讃美と祈りを持って閉会となりました。

各グループから出た課題や提案は、今後の役員会で議論されるそうです。

私と娘がむさしの教会の群れに加えていただいて、もうすぐ一年になります。初めて家族で礼拝に出席したのは、仙台から引っ越してきて3日目でした。疲れと不安で一杯の中、大柴先生ご夫妻はじめ多くの教会員の方々に温かく迎えていただいてどんなに嬉しくホッとしたことでしょう。私も今度は、むさしの教会の一員として新しい方々を迎えることができるようになりたいと思います。

むさしの教会は、いつも全員が膝を交えて語り合える小さな教会とは違う大変さがあります。だからこそ、今回の信徒交流会は一人一人の思いを語り合い、聞き合うことのできるよい機会になったのではないかと思います。「キリストの体」であるむさしの教会の一人一人が「その部分」としてますます豊かに用いられますように。

この会を準備して下さった方々に心から感謝いたします。

(伊藤真理姉は伊藤神学生夫人です。大柴記)

(むさしのだより2010年 7月号より)