感想(4)「40年の時の不思議」 池田 照




ベテル聖書研究 旧・新約の学び
むさしの教会では第1回のベテル聖書研究・旧新約の学びの完了を記念して、たよりに特集号(2002/5月号)を組みました。

『ベテル聖研を終えて』
ベテル聖研・旧新約クラスの参加者たちの感想です




 四十年前初めてベテル聖研の絵を見た時、どうしてこんな絵に表現されたのかと驚きました。が、若い大柴俊和先生がアメリカで勉強されたこのベテルの喜こびを拡げたいという熱意が伝わってきました。ベテルの絵の一つ一つは聖書の個所を覚える事、みことばだけを読みとっていくより絵の中にある意味を考え覚える事の方が良くわかる教材でした。四十年たって内容的には忘れてしまった事が大半ですが、絵の一枚一枚のシーンは何故か残っていました。旧新約の聖書を読みとおすことは大変で、自分が好きなみことばに線を引いて覚えることが出来たとしても一部分です。このベテルの絵はみことばを私の頭と目に残してくれます。再度こうして学ぶ事が出来、その一枚の絵の中にあるみことばの意味の深さを実感できたと思っています。

 四十年の時をすごし、大柴先生父子に同じベテルを学ぶことが出来た不思議を心から感謝しました。

(2002年5月)