「定礎石」




『むさしの教会とシンボル』 文と絵 青山 四郎

(むさしの教会文庫 1980年 4月20日発行)
むさしの教会元牧師の青山四郎牧師による文章です。

「むさしの教会に出入りしておられても、意外に皆さんが御存知ないことが多いのではないか
と思いますので、気付いたことを書きならべてみることにしました。御参考になれば幸いです。」





玄関に入る直ぐ手前の右の壁面の下部には、定礎石が埋め込まれています。

昭和32年11月、この教会堂の定礎式が行われた時のもので、教会の役員であった元海軍中将和田秀穂さんが達筆を振るわれました。

「キリストは隅の首石たり」というエフェソ書2:20の聖句は、この教会堂が主イエス・キリストを土台石として建てられたものであることを示しています。

(編集者註:その後、増築に当たって、定礎石はさらに右側に移動されています。)