「読書会ノート」 石原 寛 『起承転々』 キリスト新聞社

 石原 寛 『起承転々』 キリスト新聞社

豊田 静太郎

 

市ヶ谷教会の月報の巻頭言として6年間にわたって掲載された、教会員・石原 寛兄の文章『起承転々』を読み、話し合いのひとときを持ちました。

カトリック、さらには古来の神道、仏教に対しても石原兄の暖かい心の流れていることが汲み取られ、出席者からも共感が示されました。しかしながら、この様な日本の文化、土壌の中、教会の門を叩く人も僅かながら増えている今日、1パーセントにも満たないクリスチャンの側でも考え方、姿勢などを改めて見出すべきではないか等を考えさせられた集いでした。

(2001年 4月号)